【阪神】5月19日以来の5得点で連敗を3で止める 伊藤将司が打球直撃のアクシデントも7回1失点の力投
◇プロ野球セ・パ交流戦 阪神5-1西武(7日、甲子園球場) 阪神は打線がつながり5得点で、連敗を3で止めました。 2回、西武先発の與座海人投手から、先頭の佐藤輝明選手がヒットを放ち出塁。その後1アウト2、3塁となると、木浪聖也選手の内野ゴロの間に1点を先制します。 4回には、2アウト1、2塁とし、前川右京選手がタイムリーヒットを放ち、追加点。試合を優位に進めます。 さらに6回には、相手のミスも絡み1アウト満塁とし、内野ゴロの間に1点を追加。なおも続くチャンスで4番の近本光司選手が2点タイムリースリーベースヒットを放ち、リードを広げました。 阪神先発の伊藤将司投手は、5月11日以来の先発。立ち上がりからゴロを打たせ、凡打の山を築きます。5回は2アウトから四球とヒットでピンチを招くと、長谷川信哉選手にタイムリーヒットを許し、1失点。その後内野安打で2アウト満塁としますが、滝澤夏央選手を内野ゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けます。 7回は、先頭の山野辺翔選手にピッチャー強襲の打球を受けて、一時ベンチへ。それでもマウンドに戻ると、7回を投げきりました。 その後は8回が桐敷拓馬投手、9回が漆原大晟投手と継投で逃げ切り勝利。7回1失点、100球の力投をみせた伊藤投手が3勝目を手にしています。 またチームは連敗が3でストップ。1軍復帰となった佐藤選手は2安打を放つなど、打線が5得点を挙げたのは、5月19日のヤクルト戦以来、15試合ぶりでした。