6月10日はミルクキャラメルの日!「森永の好きなお菓子」ランキング、2位はチョコボール、1位は?
◆第1位:小枝
そして、第1位は「小枝」です。1971年発売の商品ですが、当時の高度経済成長が起こした環境問題に目を向けて欲しいことから、「高原の小枝を大切に」をスローガンに登場しました。「小森のおばちゃま」こと、映画評論家の小森和子さんがCMのナレーションを担当していていたことを思い出すオールドファンも多いことでしょう。 当初のコンセプトを現在も踏襲し、パッケージにはFSC®認証紙、内袋の表層にはバイオマスプラスチックフィルム、チョコレートにはサステナブルカカオ原料を使用するなど、環境に配慮した製品となっています。 アンケートでは、チョコレートと具材(パフとアーモンド)のバランスと食感、小袋入りで間食に適切なボリュームなど、小枝の特徴についてのコメントがたくさん見られました。年齢的にシニア層の回答が多かったのは、ロングセラー商品ゆえでしょうか。 小分けになっていて、少し食べたい時にちょうど良い(40代・女性) 程よい大きさで一口サクッと片手で持てる大きさと、昔からある安定感のあるチョコレートとスナック菓子の風味に、安心感を感じられるため(50代・男性) 小腹が空いた時にちょっとつまむのに良いサイズで、食べた時に満足感があるから(50代・女性) チョコレートがくどくなく、さくさくした食感がおいしいから(50代・女性) 甘いものが好きで、ツブツブの食感がよいため(50代・女性)
◆みなさんの幸せをエンゼルが見守ってる!?
森永のお菓子は箱入りの製品が多いせいか、大人向け商品の多い「明治」や「グリコ」、昔から青年層にアピールする商品が多い「ロッテ」と比べると、ファミリー層やグループ向け商品が多いと筆者は感じます。 万人受けする味、幅広い年齢層をカバーしている商品ラインナップに、森永製菓のコーポレートメッセージ「おいしく、たのしく、すこやかに」が表われているのではないでしょうか。トレードマークのエンゼルマークも、森永製品をおいしく召し上がるみなさんを祝福しているようですね。 <参考> 森永ミルクキャラメル「ミルクキャラメルの日」 (森永製菓株式会社)
▼久須美 雅士プロフィール
子どもの頃に食べた「懐かしのあの味」から現代のコンビニ商品まで、幅広く実食しているコレクター。約2万1000本のジュース缶を所蔵する清涼飲料史研究家。
久須美 雅士(コンビニグルメガイド)