港区の高級タワマンに住むエリートサラリーマン「資産1億円超え」への熱烈な憧れ…叶えるための具体的な手段
アッパーマス層が住むエリア
アッパーマスは大別すると2タイプにわかれます。都市部に住むタイプと、地方に住むタイプです。 都市部に住むアッパーマス層 都市部に住むアッパーマス層は、典型的なインカムリッチ・プロフェッショナルの方で、その仕事場が主に都心部にあるため、都心部に住んでいることが多いです。たとえば、東京都でいえば、都心5区(千代田区・中央区・港区・渋谷区・新宿区)などの高級タワーマンションや一戸建です。そのエリアで最も多くの人が集まる場所であるため、最もレベルの高い設備や環境が整いやすく、職業単価も高額になります。 一般的にいうエリート層で、代々、都市部に住んでいる方も多いかもしれません。華やかな生活を好むタイプもおり、超一流車に乗り、超一流の時計や服装をしている方もいます。インカムリッチなため、このような生活をしても支払いに困らない方が多いため、金銭感覚はマス層とはかなり違うといってもいいでしょう。 地方に住むアッパーマス層 地方や郊外を好むタイプのアッパーマス層は、ネットで仕事が完結できる職業で高収入の方や、ネットビジネスで起業をしている若年層などです。 地方を選ぶ理由は、さまざまです。なかには生活単価や不動産単価が安いことから、支出を減らすことに大きなメリットを感じているという人もいるでしょう。このタイプのアッパーマス層は、基本的にフリーミアム経済になれているため、フリーウェアなど、無料で使えるものはすべて使い、支出を可能な限りしないという特徴があり、生活水準はマス層とそう大きく変わらない傾向があります。しかし、支出を絞ることに対する意識は、マス層にはないものがあります。 住居として地方や郊外を選ぶときにも、税率などを比較して、最も負担の少ないところを選ぶなど、コスト管理が徹底しています。どこで起業をしても同じような結果が出るのであれば、最も気軽に働ける場所を選ぶという考え方です。 週1~2回程度、都心部へ会議や面談のために足を運びますが、基本の仕事は地方のオフィスまたは自宅兼オフィスで行います。前者に比べると可処分所得は少ないかもしれませんが、支出を押さえているため、インカムリッチとなります。また、都心部のアッパーマス層と比較すれば、多少、可処分時間は多い傾向にあります。 どちらを選ぶのかは、その方の性質や職業にもよりますので、アッパーマス層として正しい住居エリアというものは特に存在しません。しかし、エリアを変えて、性質の違うアッパーマス層が住むのは、かなり難しいといえるでしょう。