港区の高級タワマンに住むエリートサラリーマン「資産1億円超え」への熱烈な憧れ…叶えるための具体的な手段
アッパーマス層の所有資産や背景
アッパーマス層は、「普通の人」であるマス層よりは余裕資金があるため、生活水準は少しいい状態であることが多いでしょう。所有している純金融資産は、余剰資金で資産を増やす方法として一般的な、 ・株や債券 ・投資信託 ・保険 ・不動産 などが多い傾向にあります。アッパーマスの中で、早い速度で資産を増やしている方は、マス層→アッパーマス層→準富裕層→富裕層までを目指した人生設計をしている方が多く、このようなタイプは、純金融資産を増やしつつ、将来、自身の財産として加味される不動産を段階的に所有していくことで、なるべく短期間で資産家になることも視野に入れています。 冒頭の野村総研の調査結果では、土地は純金融資産に含まれていません。その理由は、不動産は多くのケースでローンを組んでいるため、マイナス資産の発生している期間が長いからです。しかし、すでにローンを完済している不動産や、相続などで所有することになった不動産には、負債がありませんので、不動産を時価に換算した金額を、純金融資産に加味することで、一気に資産総額を上げることもできます。そのため、資産家を目指すアッパーマス層は、不動産経営に着目する傾向があります。 不動産経営は、入居者の賃料からローンの返済をすることが前提のため、大きな資金が動く割には経営者本人の負担は少なく済みますので、副業をこまめにチェックできない激務の方でも、専門の管理会社に委託管理をしてもらうことで負担なく続けることができます。 また、なんらかの安定した給与所得があることが、金融機関で大口の融資してもらうための重要な要件でもあるため、すでに家賃収入が給与所得を超えていても、目指している資産家層になるまでは、サラリーマンを続けていく傾向があります。 たとえば、最初は小さな都心の区分マンション経営からはじめ、軌道に乗ったら次の区分マンションと、段階的に数を増やしていき、マンション経営者としての実績を作ったうえで、マンション一棟やアパート一棟などの規模にしていくなど、ご自身のライフプランや目指すべき資産家層のゴールに合わせたプラン設計も可能です。スタート時から、現物と入居者という確実な手応えがあるため、失敗をしにくいタイプの資産を増やす方法です。不動産経営、マンション経営が気になる方は、ご自身でも少し勉強を始めながら、しっかりとしたサポートをしてくれる、信頼と実績のある不動産会社の担当者に相談をしてみるといいかもしれません。