９日に解散した衆議院。石破総理の決断に、関西選出議員らの反応は？ 　９日午後４時すぎに解散した衆議院。総選挙の日程は１０月１５日公示・２７日投開票で、自民党の派閥の裏金事件に端を発した「政治とカネ」をめぐる問題や物価高対策などの経済政策が主な争点となる見通しです。 　総理就任から８日後という戦後最短の解散。関西選出の議員たちは何を思うのでしょうか？政界引退となる重鎮は… 　（自民党　二階俊博元幹事長）「（石破政権は）できるだけ早い時期に解散して国民の評価を受けようという積極姿勢。国政にしっかり取り組んでもらいたい」 　政治とカネの問題で、自民党から離党勧告処分を受けた世耕弘成参院議員は… 　（無所属（自民党から離党）　世耕弘成参院議員）「戦車に竹やりで向かっていくような選挙だと思います。私には応援弁士も来ないだろうし、とにかくミカン箱の上に立って１人でしっかりがんばっていきたい」 　今回の選挙で、初めて維新の対立候補が立つこととなった公明党所属の議員は… 　（公明党　伊佐進一前議員）「この日と決まったら、その日に向けて一生懸命やるしかない。引き続き継続的に責任をもって『政治とカネの問題』は追及していきたい」 　一方、関西の野党議員。立憲民主党の前代表・泉健太議員は「裏金隠し解散」だと批判します。 　（立憲民主党　泉健太前代表）「結局、総理にはなったけれど、何の自主性も発揮できない。自らの政策は取り下げ、国会はすぐに解散しなければならない。自民党によって決められた、裏金を隠すために石破総理の自由も失われた。石破総理の良さも失われた。そんな解散」 　斎藤知事のパワハラ疑惑問題に揺れる、兵庫県選出の維新議員は… 　（日本維新の会　市村浩一郎前議員）「改革政党として愚直に真っ当にやってきたので、そこを判断いただければ我々を選択いただけると。兵庫県のことは兵庫県としてあるかもしれないが、国をどうするかをしっかり訴えて、この選挙にのぞみたい」 　今回の早期解散劇、有権者はこの顛末をどう判断するのでしょうか？