(32)果物のジュース、高畠・道の駅たかはた縄文売店 “推し”の産直・強い甘み、濃厚な味わい
高畠町の国道113号沿いにある道の駅たかはた縄文売店では、地元農家を中心に組織する「まほろば大地の会」(安部喜一会長)が旬の野菜や果物、加工品を出品している。中でも、会員の果物で作られたジュースは濃厚な味わいで、県外から買い求めに訪れる人もいるほどの人気商品だ。 同会には44人の農家が所属している。このうち5、6人ほどがリンゴやラ・フランス、ブドウのジュースを出品しており、年間を通じて店頭に並ぶ。 本田利平さん(46)=二井宿=は今年、シャインマスカットのジュースを手がけた。9、10月に収穫したブドウを冷蔵保存し、11月に業者に委託してジュースに加工。1本600ミリリットルに4房分を使用する。高品質だが傷が付いて生食用では出品できない果実を活用しており、食品ロス削減の狙いもある。強い甘みが感じられ、本田さんは「そのまま飲むのはもちろん、炭酸水やお酒で割って楽しむのもお薦め」と話す。価格は1200円。
この時季はリンゴの果実も販売している。営業時間は4~11月が午前9時~午後5時半、12月~翌年3月が午前9時半~午後5時。年中無休。高畠町安久津2072の1。0238(52)5434。