「あまりの違いに驚いた!」香典に領収書が? 他県民が衝撃を受ける北海道の不思議すぎるお葬式の風習
他県民が衝撃を受ける北海道流の葬式とは?
結婚式が会費制だったりと、冠婚葬祭に独自の風習が多い北海道。葬式にも他県では想像できない独自の風習が多いようで、ネット上では驚きの声があがっています。 【1~10位】葬式だけじゃない…“驚愕”の北海道の風習ランキング(画像11枚) まず驚く人が多いのが香典に関する風習でしょう。意外なことに北海道の葬儀では、香典を受付に渡すとその場で香典を開け、中身を確認してから領収書が発行されます。また葬儀に出席したら芳名帳に名前を書くのが一般的ですが、芳名帳もないことが多いそう。芳名帳の代わりに、香典袋に名前や住所を書き込みます。 ちなみに、香典に領収書を発行する文化は北海道の広さや気候が関係していると言われています。積雪や距離の影響で葬儀に参列できないという場合、香典を立て替えることが昔から多かったそう。そのため、香典を渡したことを証明する領収書が重宝されるようになっっていきました。 香典返しも後から送付されるのではなく、その場ですぐに渡されることが多く、香典の金額に関係なく一律で同じものが渡されます。香典だけでこれほど他県と異なる部分が多いため、ネット上では「上京して葬式に出た時、風習が違いすぎて焦った!」「北海道に引っ越すなら葬儀の事前勉強は必須だね」といった声もあがっていました。 また北海道の葬式では、火葬の順番も他県とは異なります。通常であれば通夜、葬儀、告別式、火葬の順番でおこなうのが一般的であるのに対し、北海道の一部地域では通夜や葬儀の前に火葬をおこなうことが。特に道南地方ではこの順番が多いようで、「前火葬」と言われています。さらに火葬場への移動に霊柩車ではなく霊柩バスを使ったり、葬式の際に親族で写真を撮る風習もあるよう。 独特の風習が多い北海道の冠婚葬祭に興味がある方は、もっと詳しく調べてみても面白いかもしれませんね。
LASISA編集部