【人気続く】日本のたまごサンド 海外からの観光客が絶賛 コンビニ大手3社のこだわりを取材
■今年10月には更なる改良も セブン-イレブンのたまごサンド
また、セブン&アイ・ホールディングスの広報担当者に『たまごサンド』のこだわりを聞くと、「ゆでたまご、マヨネーズ、塩コショウを使用した、たまごのおいしさを感じられるシンプルなサンドイッチです。定番商品についても、よりおいしく召し上がっていただくため、定期的に商品見直しを実施しており、本年10月には、よりしっとりとした食感が感じられるようにパン生地の配合を見直すなど更なる改良を図っております」といいます。 そして、近年の海外の人からのたまごサンド人気については、「近年では海外からいらっしゃったお客様にお求めいただくことも多くなってきており、特に、空港や観光地など外国人のお客様が多い店舗での販売が好調です」ということです。 人気となったきっかけについては「決め手となるきっかけは断定できませんが、例えば韓国のタレントの方がコンビニのたまごサンドについて言及いただいたことがネットで拡散していることなども影響していると考えており、実際に韓国のお客様から非常に好評いただいております」といいます。
■季節や市場をみてリニューアル ファミリーマートのたまごサンド
ファミリーマートの広報担当者にも『たまごサンド』のこだわりを聞くと、「季節や市場をみてリニューアルしている」としたうえで、「パンは、ふんわりしっとり、くちどけの良さが特長。たまごとの食べ合わせも含めて考えているので、パンの味は控え目で、パンの食感を重視している。たまごのカットサイズ、たまご本来の風味・コクが楽しめる味わい、にこだわっている」と明かしました。 また、海外の人からたまごサンドが人気になったきっかけについては、「2021年の東京オリンピックの頃から、海外の記者通して人気になったと感じています」といい、「海外のパンはパリッとした食感が多いのに対し、サンドイッチは柔らかい食感という点と、(ミックスサンドではなく)単一食材のサンドイッチが珍しいのではないかと推察している」と明かしました。