『海に眠るダイヤモンド』第3話 鞍馬天狗の正体とは?鉄平に届いた朝子の想い
神木隆之介が主演を務めるTVドラマ『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の第3話が、11月10日に放送された。 【関連写真】槙野万太郎(神木隆之介)ほか『らんまん』場面カット【18点】 鉄平(神木隆之介)と賢将(清水尋也)の尽力によって新たな社宅制度がつくられ、新しいアパート、小中学校の新校舎、プールが完成し、長崎・野母崎から引いた水道管がついに開通。来島者も増え、端島はさらなる賑わいをみせる。劇中の言葉を引用するならば、「ここは日本で一番景気が良い。みんな端島に来たがっている。まるでゴールドラッシュ」。この島は、最盛期を迎えていた。 そんな端島にやってきたのが、映画プロデューサーの夏八木(渋川清彦)。彼は10年前『燃ゆる孤島』という映画を制作していて、その続編準備のため再びこの島に足を踏み入れる。さっそくオーディションが開始され、百合子(土屋太鳳)も千載一遇のチャンスとばかりに駆けつけた。 だが圧巻のパフォーマンスを見せつけたのは、銀座食堂の看板娘・朝子(杉咲花)。天才俳優の名を欲しいままにする杉咲花が、オーディションで天才的な演技を披露するというのは、ちょっとメタ的ともいえる。すべては、撮影所をクビになった夏八木による茶番で、必死の努力もムダになってしまったのだが、これをきっかけに彼女は「女優になる!」と力強く宣言。今後彼女は、大女優への道を歩むことになるのだろうか? そしてこのエピソードでは、朝子の初恋の相手・鞍馬天狗の正体が、鉄平であることが判明。鈍感すぎる鉄平も、彼女の想いにやっと気づくことになる(遅すぎ!)。第2話でいづみ(宮本信子)が「あれは何角関係だろう?」とつぶやくセリフがあったが、恋愛模様はさらなる発展を迎えそうだ。 本作のポスターには、左:進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)、真ん中:鉄平と百合子、右:賢将と朝子という構図でメインキャストが写っている。ひょっとしたら、彼・彼女たちのカップリングを暗示したものなのかもしれない。