なぜ車のプロは“赤い車”を買わないのか?「やってはいけない車選び」を元ディーラー営業マンが暴露
売れやすいボディカラーは?
◆売れやすいボディカラー グレードに加え、売れやすいボディカラーというのもあります。最も基本的なのが「白・黒・シルバー」ですので、これを選んでおくのが無難です。赤や黄色、緑といったボディカラーは好きな人には刺さりますが、万人ウケする訳ではありませんので、査定価格が下がる可能性があります。 ですが、マツダのソウルレッド(赤色)やスズキのハスラーの黄色などは街中でよく見かける色ですので査定価格が下がりにくい傾向にあると思われます。皆さんもリセール車を選ぶ際は街中を走っているボディカラーを参考にしてみると良いでしょう。 ◆加点されるオプション カーナビをはじめとしたオプションについても装備によって加点されるため、できるだけ多くつける営業マンも多いです。例えば新車発注時しか装備できないもの、電動スライドドアやサンルーフ、全方位モニターは査定時に加点されるオプションなので、つけていることが多いですね。
駐車場を見れば売れる車がわかるかも
ディーラー営業マンがどのような車に乗っているのか、直接聞けばわかりますが聞くのが難しい場合は社員用の駐車場を見てみると良いでしょう。 電車通勤をしているような都市部ではこのようなことはできませんが、郊外店舗などは社員の車通勤を認めていることもあります。どのような車、色が選ばれているのかみてみるとおもしろいかもしれません。 <TEXT/宇野源一> 【宇野 源一】 埼玉県在住の兼業ライター。大学卒業後、大手日系自動車ディーラーに就職。その後、金融業界の業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事しながら、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP資格を取得。X(旧Twitter):@gengen801
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