【大学野球】青学大が神宮大会初優勝&史上5校目の4冠を達成!中田が初回に満塁弾 エース中西が8回5安打11奪三振で2失点の好投
■明治神宮野球大会 大学の部 青山学院大7ー3創価大 (25日 神宮球場) 青山学院大が創価大に快勝し明治神宮大会の初優勝と史上5校目の大学4冠を達成した。初回に中田達也(3年 星稜)の満塁本塁打で先制、エース中西聖輝(3年 智弁和歌山)が8回を5安打11奪三振の2失点の好投を見せた。広島のドラフト1位・佐々木泰(4年 県岐阜商)、ロッテのドラフト1位・西川史礁(4年 龍谷大平安)は怪我のためベンチスタート。西川は9回に代打で見逃し三振に倒れ、佐々木の出場はなかった。 青学大は2年連続で4度目の決勝進出、創価大は初の決勝進出だった。 先攻・青学大は1回1死から南野倫平(2年 龍谷大平安)が中安打、初谷健心(3年 関東第一)と青山達史(1年 智弁和歌山)が連続四球を選び満塁とすると中田がライトスタンドへ満塁弾を放り込み、4点を先制する。 神宮大会で決勝での満塁弾は初。 先発右腕・中西は秋季リーグで6勝0敗、最優秀投手にベストナインを獲得した。中西は1回2死から来年のドラフト1位候補・立石正弘(3年 高川学園)と古和田大耀(3年 新田)に連打され自身の暴投で1点を返される。 だが青学大は3回に青山の左中間フェンス直撃のタイムリーツーベース、渡部海(2年 智弁和歌山)の犠飛で2点を挙げる。さらに4回には創価大に3失策が重なり1点を加え、7ー1とリードを広げた。 中西は2回以降、5回まで四球のみでノーヒットに抑える。6回は2死から立石に四球、古和田に右安打で一・二塁とするが後続を断つ。 中西は8回に立石にライトへタイムリーを運ばれるが8回を投げ123球、5安打、3四球、11奪三振の2失点(自責点2)の好投。9回は鈴木泰成(2年 東海大菅生)が1点を失うも試合を締めた。 ≪大学野球4冠校・春秋のリーグ戦、春の全日本大学野球選手権、秋の明治神宮≫ 1972年 関西大 1989年 近畿大 1997年 近畿大 2002年 亜細亜大 2008年 東洋大 2024年 青山学院大