17.7億円の家が赤と黒のペンキで台無し…メッシの別荘を活動家が襲撃、アルゼンチン大統領が共産主義を批判「存在する余地はない」
別荘が襲撃されたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだが、アルゼンチンの大統領がスペインに安全を保証するよう訴えた。『ESPN』が伝えた。 【動画】メッシの豪邸がペンキで塗りたくられる襲撃の様子 インテル・マイアミでプレーするメッシは、アルゼンチン代表の一員としてコパ・アメリカ2024に出場。見事にチームは優勝を果たし、2021年のコパ・アメリカに続いて連覇達成。また、2022年のカタール・ワールドカップを含め、国際大会3連覇を果たした。 そんなメッシだが、自身から遠く離れたところでとんでもない被害に遭うこととなる。 6日、スペインのイビサ島にあるメッシの所有する邸宅が、赤と黒のペンキで塗りつぶされる事件が発生した。 メッシは、バルセロナ退団後の2022年に購入。1100万ユーロ(約17億7000万円)もする高級住宅で、オフシーズンにイビサ島を訪れた際に使用していた。 家が襲撃された時には使用していなかったが、気候危機を訴える活動家らの標的の対象となり、メッシの邸宅は「違法に」建てられたと主張。気候危機の原因を富裕層に責任転嫁し、スペイン政府の無策に訴えかけるためにメッシの邸宅に狙いを定めたという。 この事件を受け、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が声明を発表。メッシを支持しながら、スペイン政府へアルゼンチン国民の安全を保証するように訴えている。 「スペインでは、気候変動を終わらせるために金持ちを殺し、警察を排除したいと考えている共産主義者たちが、リオネル・メッシとその家族の家を破壊した」 「私はこの卑怯で妄想的な事件に対し、メッシ一家と連帯し、ペドロ・サンチェス政権にスペインに住むアルゼンチン国民の安全を保証するよう求める」 「共産主義は成功者に対する嫉妬、憎悪、恨みによって育まれたイデオロギーだ。自由で文明的な世界には、存在する余地はない」 メッシを守るとともに、共産主義を非難したミレイ大統領。無関係な事件に巻き込まれた形のメッシだが、邸宅は一体どうなるのか注目だ。
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