小池都知事定例会見10月21日(全文1)東京環境サポーター債発行検討など
ペット殺処分ゼロ関連について 11月は動物譲渡促進月間
それから順番がどうだったっけな。次でございますけれども、動物譲渡促進月間っていうのが11月始まることとなっております。これは都独自の取り組みでございます。前々から2020年のオリンピック・パラリンピックの年までにペットの殺処分をゼロにするということをうたってまいりました。そのためには、ゼロにしていくためにはいろんな工夫が必要でございます。そして東京都と動物愛護団体が協力をしながら大切に飼ってくださる引き取り手を探すことが重要ということでございまして、この11月を中心として東京都、そして動物愛護団体が行います、動物の譲渡、譲る、あげる、こういう活動を広くPRするというものでございまして、そのメッセージを、保護した犬や猫の新しい買い主を募集するメッセージを都民の皆さま方に発信をするということで、手作り感あふれるこのようなPR映像を作りましたのでちょっとご覧いただければと思います。出ないのかな。 女性:出ます。 小池:出ます。 ナレーション:東京都動物愛護相談センターには保護された犬や猫たちが新しい飼い主との出会いを待っています。 小池(VTR):ペット殺処分ゼロ。私は東京を人も動物も共に幸せに暮らせる、優しさあふれるまちにしたいと思っています。保護された犬や猫たちの新しい飼い主になってみませんか。 小池:ということで、このペットの譲渡事業、このPRのためのイベントを11月2日の水曜日、そして3日の木曜日の2日間にわたりまして、新宿駅の西口の広場、イベントコーナーで開催をいたします。ということで、これをきっかけにして家族の一員として、犬、ワンちゃん、猫ちゃんを迎えてほしいと、このように思っております。そのご協力によってペットの殺処分ゼロの方向に向かって、着実に歩みを進めたいとこう思っております。
都の内部統制の課題について
それからもう1点加えさせていただきますけれども、都の内部統制の課題でございます。現在、都政改革本部にプロジェクトチームを設置いたして、そして内部統制についての見直しをしているところでございます。また議会との関係についても就任以来、しっかりと連携、緊張関係を保ちつつ、都民ファーストの都政実現のために共に力を尽くすということを新しい都政で実現していきたいと、このようなことを強調してまいりました。この観点から本日、次の2点について指示を行ったところでございます。 まず外部関係者や議員から、職員に対します働き掛け、この対応であります。いろいろ情報をしっかりと学ぶというか、教えてもらう等々で有効な部分もございますけれども、職員はこうしたさまざまの関係者との対応を行っているわけでございますが、職務を遂行する上で都民の意見を施策に反映することはとても大切ではありますけれども、いわゆる口利きというような、都民から誤解を受けるようなことがあってはならないというための方策でございます。公務員倫理の保持、適正な行政の執行の観点からもこういった対応につきまして、記録をきっちりと取るようにあらためて指示をいたしまして、今後、要綱の形で制度化をしてまいりたいと考えております。11月から今、ちょっと準備をしてもらって、そして11月からさっそくこの取り組みを始めるようにということで、事務方に先ほど指示をしたところでございます。 こうした観点、趣旨から都議会議員が開く政治資金パーティーなどへの会合についても都民からなれ合いといったような批判を招くことがないように、節度ある対応を取るように指示をいたしました。いろいろ、人間同士としてのお付き合い等々もあることでしょうけれども、こういったこともきっちりと進めていくということが必要かと思います。都民、そして都議会の皆さまにもご理解いただきまして、都民ファーストの都政改革をさらに進めていきたいと考えております。 先ほどの鳥取の地震については、もう皆さんのほうが端末にいろいろ入っているかもしれませんけれども、都としてもしっかりと情報を収集いたしまして、そしてこの会見後、最新情報を踏まえた上で都として何ができるかについては指示をしてまいりたいと考えております。ということで私のほうから以上、ご報告をさせていただきます、ありがとうございました。 【連載】小池都知事定例会見10月21日 全文2へ続く