心和ます「白スズメ」 民家の塀などに今年1月から訪れるように 埼玉・白岡 「目立つため天敵に狙われやすく、大きく成長するのは珍しい」
スズメの群れに混じった白い鳥―。埼玉県白岡市西の会社員長島千泰さん(59)方に全身白色のスズメが飛来し、お茶の間を和ませている。 さいたまでイノシシの目撃情報 15日の深夜に桜区…16日未明には南区の国道17号バイパス沿いで
白色のスズメが現れたのは今年1月ごろ。塀などに数羽の仲間と一緒に訪れるようになった。長島さんが犬の散歩のために玄関の扉を開けると、隣家の屋根の上から様子をうかがっていることも。以前、頭だけ白いスズメが飛来していたことがあり、白色の範囲が全身に広がったと思ったという。 県生態系保護協会によると、突然変異による白化個体のスズメとみられる。目立つため天敵に狙われやすく、ここまで大きく成長するのは珍しい。頭だけ白いスズメについては「親かきょうだいかは分からないが、全身白色のスズメと血のつながりがあると推測される」としている。 長島さんは「最初はどこからから逃げてきた鳥かと思っていた。毎朝来るので、可愛くなってしまい、見ているとほっとする。いつまでも元気で過ごしてほしい」と話した。