お金がない理由1位は「食料品への出費」が原因!? 食費って月にいくらなら普通?家計をうまくやりくりする秘訣とは
日々の生活の中で「お金がない」と感じることがあるかもしれませんが、その原因となっているものが何なのかをはっきりさせることで、対処法を見つけられる可能性があります。 アンケートの結果によると「お金がない」と感じるのは「食料品への出費の多さ」が挙げられているようですが、一般的には1ヶ月にいくらぐらいお金がかかっているのか知りたいという人も多いでしょう。 本記事では「お金がない」と感じる理由として多いものやそれぞれの平均支出額とともに、食料品への出費が原因でお金がないときのやりくり方法についてもご紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
「お金がない」と感じる理由として多いものは?
保険マンモス株式会社が2022年に実施した「お金がない状況に関するアンケート調査」の結果によると、お金がない理由ランキングの1位を占めたものが「食費」で、2位が「外食・交遊費・交際費」3位が「子供や親族にかけるお金」4位が「ファッション用品」ということでした。「食費」には、食料品のほか飲料や菓子なども含まれているようです。 また「お金がなくて一番困ったことは何か」という質問に対しては「ストレスが溜まり生活に支障が生じる」が最も多く、次いで「必要なものを購入できない」「必要な支払ができない」「満足に食事をとることができない」などがありました。
「お金がない理由」に当てはまる支出項目の平均値はどのくらい?
同アンケートで「お金がない理由ランキング」の上位を占めている支出項目について、平均値がいくらぐらいなのか確認してみましょう。 アンケートが実施された年と同じ2022年の総務省統計局の「家計調査」を基に、二人以上世帯における「食費」「外食・交遊費・交際費」「子供や親族にかけるお金」「ファッション用品」それぞれの平均値を表1にまとめました。「子供や親族にかけるお金」については「教育費」としています。 表1
出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)結果の概要」を基に筆者作成 自分にとって「お金がない理由」に当てはまる項目があれば、実際の支出額と月平均額とを比べてどのくらい差があるか確認してみるとよいでしょう。