スムーズに監督交代を成功させたリヴァプール 一方のシティが迎える”2025年問題”。オーナーは「なんとしてでも」ペップを残留させるよう命じる
リヴァプールに続きシティも一時代が終わるのか
アルネ・スロットを指揮官に迎え新シーズンをスタートさせたリヴァプール。ユルゲン・クロップが築いた9年間の長期政権後の監督ということもあって期待よりも不安が多かったが、開幕から3連勝と素晴らしいスタートを切った。 近年そのリヴァプールとタイトルを争ったマンチェスター・シティではペップ・グアルディオラが長期政権を築いており、今季でクロップと同じ9年目を迎えている。シティとの契約は今季まで、来季以降の去就は不透明となっている。 英『Mirror』によると、シティはペップとの契約を延長したいと考えており、オーナーであるシェイク・マンスール氏は会長であるカルドゥーン・アル・ムバラク氏に、なんとしてでもペップを残留させるよう命じたという。 ペップ本人は自身の今後を決めかねており、一部報道によると2025年までに決断するといわれている。 残留の最大の障壁はやはり115件の財務違反疑惑問題で、有罪となれば降格は避けられないとプレミアリーグの幹部は口を揃えている。そうなれば主力選手の流出も避けられず、ペップもクラブから去ることになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部