大谷翔平選手がおすすめする本は“ビジネス書” その理由は?7年前の直筆アンケート公開【Nスタ解説】
ホラン千秋キャスター: 一問一答で明快に答えていて読みやすく、無駄がないですよね。お人柄をすごい象徴しているなと、文字からも感じました。 それと、大谷選手がゲームに登場するにあたっての選手データについては「あまり誇張しないでほしい」と答えています。ゲームチックに作ってもいいところを、そう答えるところが、またかっこいいなと。 井上キャスター: 誇張しなくても、誇張したキャラクターになるぐらいの人なんですけどね。 ハロルド・ジョージ・メイさん: ですよね、と納得感が一番あるのは「(苦手なものは)ホラー映画」という回答です。だって、睡眠が大事ですから。見てしまうと、僕なんかは寝られなくなります。 現実的だと思ったのは、高校時代、野球のために我慢したことはあるかという質問に「ありすぎて分かりません」と答えているところです。やはり超一流ともなると、犠牲というか我慢とか、そういう言葉もいっぱい出てくるんですね。 井上キャスター: あれだけの回答欄では書ききれませんよ、ということですよね。 山内キャスター: Nスタ的に注目したのは、「おすすめの本は?」という項目に「生き方 稲盛和夫」と書かれていたところです。いったい、どんな本なのでしょうか? ■ビジネス書からマンガまで 大谷選手の本棚に一番多いジャンルは“○○学” 山内キャスター: 「生き方」とは、世界で770万部を突破したベストセラーで、カリスマ経営者が人生哲学を語りつくした一冊です。書いたのは、京セラ・KDDIの創業者であり、JAL再建も手がけた稲盛和夫さんです。 「人生の目的は心の成長であり、正しい生き方が重要」。真摯な努力、誠実さ、自分だけのことではない利他の精神を持つ…こういったことが書かれています。 さらに、大谷選手はどんな本を読んでいるのか、スポーツニッポンの柳原直之記者に聞きました。なぜこういったビジネス書を読むのかについても重ねて聞くと「さまざまな考え方・知識を野球に取り入れるため、いろいろなジャンルの本を読んでいる」とのことで、これまでの取材のなかでも、いろいろな本の名前が実際に出てきたそうです。