都会の子たちが川遊びやスイカ割り 京都・福知山市の旧小学校でキャンプ
京都府福知山市三和町上川合の旧川合小学校でこのほど、1泊2日のサマーキャンプが開かれた。市内と大阪府、兵庫県などから家族連れ約50人が参加し、自然に囲まれながら川遊びやスイカ割り、流しそうめんといった夏の催しを楽しんだ。 川合地区出身で大阪市西区に住む小林洋子さんが代表を務めるKinu&Kukai主催。旧川合小を管理・運営するカワイリバースプロジェクトの協力を得て実施した。 キャンプは都市と田舎の交流を目的に7年前から始まった。当初は大阪にある小学校の学童クラブが訪れていたが、次第に口コミで広がっていき、今回は福知山からも参加があった。 近くの川では、網を手に小さな魚やカニを捕ったり、水鉄砲で遊んだりして、「見て! 取れた」「冷たい」と歓声を上げていた。夕方には、みんなでカレーライスを作ったり、虫取りをしたり。キャンプファイア、肝試しもして、グラウンドで夜空を見ながらテント泊をした。 大阪市から参加した5歳の男児は「カニを捕まえられてよかった。キャンプ楽しい」と話していた。