阪神・岡田監督 佐藤輝に苦言「誰が近くにいてんねん。誰が指示せなあかんの」 九回、内野安打で2者生還の連携ミスで
「中日5-5阪神」(17日、バンテリンドーム) 阪神が延長十二回、痛恨のドローとなった。 【写真】怖っ!延長十回、好機に無得点 交代を告げる岡田監督の顔が険しすぎる 2点のリードで迎えた九回。マウンドに上がった抑えの岩崎が1死から連打で一、二塁のピンチ。何とか2死までこぎつけたが、代打・ブライトを四球で歩かせて満塁。続く代打・福永に三遊間への内野安打を許した。横っ飛びで打球を押さえた遊撃の木浪が三塁方向へ送球。佐藤輝は二走をけん制しようと三塁ベースへ向かいかけたが、その間に二走の本塁生還も許した。 連携のミスから生まれた同点だったが、岡田監督は「木浪の判断ちゃう、(必要なのは)サードの指示やんか。ボール追いかけてるやつ(木浪)が、そんなん、お前、走者見られへんねんから」と三塁の佐藤輝が指示をすべきと指摘。佐藤輝にも走者が見えてなかったかと問われると、「見えてなかったいうのと、見てなかったいうのは違いはあるわな。野球勘やけどな、それはもう。誰が近くで見てるの、誰が指示せなあかんの。簡単なことやんか」と佐藤輝に苦言を呈していた。