【競泳】100分の1秒差で逃したパリ五輪 小方颯がロス五輪でのリベンジ誓う「自分も立ちたい」
競泳男子で2023年世界選手権代表の小方颯(イトマン港北)が〝五輪への憧れ〟を口にした。 小方は1日に東京アクアティクスセンターで行われたジャパン・オープン最終日の200メートル個人メドレーでは1分58秒50で2位に入り「今大会は3種目に出て、全部タイムは納得するものではなかったが、特に今日の2個メはインカレや国体よりも試合内容としては全然いい。しっかり練習を継続していきたい」と振り返った。 今夏のパリ五輪は200メートル個人メドレーで派遣標準記録に100分の1秒届かず、夢切符を逃した。「選考会のことをずっと引きずってばかりだった」というが、パリの地で戦うアスリートたちの存在がくすぶっていた心を突き動かした。秋ごろから気持ちを切り替え、来年3月の国際大会代表選考会に向けてリスタートした。 「五輪を見て(男子400メートル個人メドレーで銀の)松下(知之)選手のメダルや体操男子団体の金メダルなどに大きな刺激をもらった。やっぱり自分もあの舞台に立ちたいし、憧れられる姿を目指して頑張りたい」 来年の世界選手権(シンガポール)は「2個メと4個メで(代表権を)獲得することが今の目標」ときっぱり。まずは再び世界への扉を切り開く。
東スポWEB