シリアの集団墓地、拷問の被害者10万人以上を埋葬か ナチス以来の組織的な集団虐殺と米元外交官
かつて戦争犯罪問題担当特使を務めた元米外交官のスティーブン・ラップ氏が17日、シリアの集団墓地を訪れた。ラップ氏は、アサド政権下のシリア国家が組織的な「死のマシーン」と化し、「この機会の中に消えていき、拷問されて死んだ人々が10万人以上いることは間違いない」と述べた。かつてシエラレオネ特別法廷やルワンダ国際戦犯法廷で主導的な役割を果たしたラップ氏は、「ナチス以降、このようなことは見たことがない」と語った。