コープこうべ 住民運営の小売店を支援 宅配の仕組み生かす
コープこうべは宅配事業の仕組みを活用し、地域の買物を支援する活動を始めた。このほど、兵庫県宍粟市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。住民が主体となって運営する店に、仕入れの面で協力する。 地元スーパーが撤退後、住民が主体となり運営を始めた一般社団法人「波賀にこにこマート」は4月、市が提供した新しい施設に移転した。それに伴い商品を拡充。コープこうべは宅配のカタログを活用し、にこにこマートの発注を受けた商品を西播磨の共同購入センターから納品する。 5月からは宅配商品が受け取れる拠点を設置。「連携を通じ、買い物困難地域の解消をめざす」としている。