「男性立ち入り禁止」の女子大を合法的に訪れた男性 カメラを構える姿に「とても楽しそう」
女子大の構内で撮影された「研究熱心な男性の姿」がX上で話題になっています。 投稿したのは、Xユーザーのhisame(@hisame_ecology)さん。 ◆【写真3枚】女子大学で撮影されたものを見る 当ポストは2024年10月26日時点で9万3000件を超えるいいねを集めるなど大きな反響を呼んでいます。 大学での出来事が話題になったことに関連し、記事後半では私立大学の学費について紹介します。 ※投稿された写真は【写真3枚】をご参照ください ※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「千載一遇のチャンス」で女子大に入った男性
「これは学園祭とかいう千載一遇のチャンスを利用して女子大(普段は野郎の立ち入り禁止)の中の生き物を調べるとても限界なオタク」 そんなコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。そこに収められているのは、ある女子大で行われた学園祭の様子。普段は外部の男性が立ち入ることができないようです。 そんな女子大の学園祭で、姿勢を低くしカメラを構えるhisameさん。実は「池の中の生き物」を調べていたのでした。
女子大に足を運んだ経緯など、詳しい話を聞いた
女子大に足を運んだ経緯を質問すると、「コノシメトンボ」という珍しい生き物の調査をしていたことを教えてくれました。 「私は以前から身の回り(東北一帯)の水生生物相を調べており、その1つとしてコノシメトンボというアカトンボ(宮城県レッドリスト1類:絶滅危惧カテゴリの最上位)の、県内における産地数の把握のための調査を行っていました」と話すhisameさん。 hisameさんによると、コノシメトンボは人工池のような場所に出没することが多いそう。「『絶滅危惧種』というと、一般には人の手が加わっていない原生的な自然の中にいるイメージですが、コノシメトンボは不思議なトンボで、森の中の池よりも都会のコンクリートの人工池のような、一見すると自然豊かとは思えない環境に出没します」とのこと。 さまざまな場所で調査をしていたhisameさんでしたが、ほとんどの地点で、コノシメトンボは確認されなかったと話します。 その上で、「ポストの女子大構内にある池は立ち入り禁止(平常時)のため調査が後回しになっており、ずっと気がかりでした。そんな中で、堂々と構内にお邪魔できる機会が学園祭だったので便乗して足を運んだ次第です」と経緯を説明してくれました。