RIZINが5日午後6時に記者会見 榊原CEOとドクター3人が出席 平本蓮のドーピング検査結果など発表か 平本は2日の会見で全面否定
RIZINは3日、5日午後6時に都内で記者会見を行うと発表した。榊原信行CEOとドクター3人が出席する。SNS上で拡散されている平本蓮を巡るドーピング騒動について検査結果も含めて発表、説明するとみられる。 平本を巡っては8月に入り、7月に行われた「超RIZIN.3」のメーンイベントで朝倉未来に勝利した試合において、SNSなどで平本がステロイドを使用したとする真偽不明の音声データが拡散。28日になりDEEPなどに参戦している格闘家の赤沢幸典が自身のXで平本にドーピングを指南したと告白し、波紋が広がっていた。 平本は2日に都内で弁護士2人とともに緊急記者会見を行い、SNS上で広がっていたドーピング疑惑を全面否定した。平本は赤沢から入手したサプリなどについて「一切使用していない」と説明。ただ、右膝の靱帯損傷の怪我があり、フィジカルトレーナーの勧めで回復を早める注射を数回打ったことを語った。 その上で「僕は正々堂々と戦ったし、フィジカルトレーナーを信頼してホントに死ぬ気で練習しました。自分からそんなバカなことを朝倉未来選手との試合でするなんて、僕は一切ありません」とドーピングを否定し、「検査結果はまだですが、僕は必ず白だと思っています。今は検査結果を待ちたいと思います」としていた。 RIZINの榊原信行CEOは8月21日の会見で「大会当日に厳正なる検査を行っています。その検査結果がすべてです。来週中には出てくる。尿を採取して空輸して米国の検査機関・SMRTL(スポーツメディカルリサーチ&テイスティングラボラトリー)に送っている。WADAの検査を行っている検査機関。検査結果を待ってどのような対応になるのか。陽性反応が出れば、ルールに基づいて対処する。それ以上でも以下でもない」と、説明。今週後半までに会見を開くことを明言していた。 “美しきドブネズミ”の異名を持つ平本は、7月28日の「超RIZIN.3」で“路上の伝説”朝倉未来を拳の連打による1ラウンド2分18秒で衝撃のKO勝ち。5年に渡る因縁戦の決着がついた。試合後、朝倉は「自分が戦うのは一旦終わりにします」と、引退を表明した。