勝利したカルシャガ・ダウトベック

RIZIN FIGHTING FEDERATION 『RIZIN.48』 2024年9月29日（日）さいたまスーパーアリーナ 【フォト】ダウトベックのKO勝利の瞬間 ▼第1試合　RIZIN MMAルール：5分 3R（66.0kg） 〇カルシャガ・ダウトベック（カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai） KO　1R ●木下カラテ（和術慧舟會HEARTS） パンチを放ったダウトベック 　ダウトベックは09年からボクシングを始め、2年で全国大会優勝。15年にMMAへ転向し、18年にはRIZINで朝倉未来と対戦し判定負けした。今年6月、6年ぶりにRIZIN参戦を果たすと関鉄矢を初回KOで降し、直近6試合は全て初回KOで勝利している。 　木下は極真世界連合世界大会準優勝の経歴。MMAでは修斗、DEEPでキャリアを積み、昨年6月には元K-1王者・久保優太と対戦。スプリット判定負けを喫したが、9月にはTKO勝ちで再起を果たした。今年3月に五明宏人をヒザ蹴りからパウンドでKOし、続く7月には神田コウヤを2-1の判定で降した。 　1R、サウスポーの両者、ダウトベックは左フックを上下に振るい、木下はジャブ、左ハイを返す。ダウトベックは鋭いワンツーで切り込み、左ストレートを木下の側頭部に。木下は膝が抜けたように倒れ、ダウトベックの初回KO勝利となった。 　勝利したダウトベックはカザフスタンと日本のファン、そしてRIZINに感謝し、「また日本に戻ってきていい試合、素晴らしい試合をお見せしたいです」と語った。