【プレビュー】西武・武内夏暉と楽天・中島大輔の新人対決に注目、好調の2位ロッテと3位オリックスが直接対決、ほか | パ・リーグ | プロ野球
7月12日~14日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。
北海道日本ハムファイターズ vs 福岡ソフトバンクホークス
4位の日本ハムと首位のソフトバンクが対戦。 2連勝中の日本ハムは清宮幸太郎に注目。今季は29試合で打率.176と苦しんでいるが、9日の西武戦では延長10回に今季1号となる2ランを放つと、10日の西武戦でも最終回にタイムリーを放った。調子を上げてきた長距離砲の活躍に期待だ。 2連敗中のソフトバンクは、栗原陵矢が好調。7月に入って7試合で打率.391(23打数9安打)、1本塁打、3打点をマークしている。同期間、チームは2勝4敗とやや苦しんでいるが、勝利に貢献する一打を放ちたい。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs 埼玉西武ライオンズ
5位の楽天と最下位の西武が対戦。 楽天の注目はドラフト6位ルーキーの中島大輔。2日のオリックス戦でプロ初安打を放つと、6日から4試合連続でスタメン出場中。5試合で打率.389(18打数7安打)と猛アピールを見せている。下位に低迷するチームの起爆剤として、攻守で期待がかかる。 5連敗中の西武はドラフト1位ルーキー・武内夏暉が登板。ここまで9試合で5勝0敗、防御率1.10と圧巻の成績を残し、5月には球団新人として最速の月間MVPにも選出された。現在2試合連続でハイクオリティ・スタート(7回以上・自責2以下)を達成しており、この試合でも好投に期待がかかる。大学時代からのライバルでもある中島との対戦にも注目したい。
千葉ロッテマリーンズ vs オリックス・バファローズ
2位のロッテと3位のオリックスが直接対決。 ロッテは7月に入り6勝2敗と好調。注目は髙部瑛斗と小川龍成。7月に入り髙部は打率.500(24打数12安打)、1本塁打、1打点、小川は打率.615(13打数8安打)、2打点と絶好調。3試合で1番・髙部、2番・小川のコンビを組んでいる。絶好調コンビの活躍で首位との差を詰めていきたい。 一方のオリックスは5連勝で勝率5割に復帰。好調のチームを牽引しているのが4番に座る森友哉だ。現在11試合連続安打中の森は、7月に入って5試合で打率.368(19打数7安打)と当たっている。9日、10日のソフトバンク戦では2試合連続で初回に先制打を放つなど、4番の仕事を果たしている。