国際プロレス、全日本プロレスで活躍したマイティ井上さん死去 75歳、心室細動で
全日本プロレスは28日、世界ジュニアヘビー級王座やアジアタッグ王座を獲得するなど活躍した往年の名プロレスラー、マイティ井上さん(本名・井上末雄)が心室細動のため、75歳で死去したと発表した。 国際プロレスでデビューし、IWA世界ヘビー級王座を戴冠した井上さんは、同団体が活動停止した1981年に阿修羅・原、菅原伸義、冬木弘道とともに全日本に移籍。世界ジュニアヘビー王座、アジアタッグ王座を獲得した。また悪役商会のメンバーとして、全日本の“明るく楽しい”を担うファイトで人気を博した。98年6月に引退後はレフェリーを務めるなど裏方としても貢献した。 全日本は声明で「マイティ井上さんの訃報に接し、全日本プロレス所属選手・スタッフ一同、哀悼の意を表し、謹んでご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。