午後4時10分に黙とう 息の長い支援を…1万4000人が避難生活 断水や停電続く 能登半島地震1カ月
能登半島地震の発生から2月1日で1カ月です。被災地では1日、犠牲者に黙とうが捧げられました。現在も1万4000人余りが避難生活を送っていて息の長い支援が求められています。 大規模な火災が起きた輪島市の朝市通り。地震が起きた時間に合わせ住民が犠牲者に黙とうを捧げました。 元日の午後4時10分、最大震度7を観測する地震が発生。 石川県内ではこれまでに災害関連死を含め240人の死亡が確認され、現在も15人の安否がわかっていません。 住宅被害は4万6000棟にのぼり、およそ1万4000人が避難生活を送っています。 こうした中、徐々に復旧の動きも。 (記者リポート) 「珠洲市の病院では、きょうから外来診療が一部再開し多くの患者が訪れています」 利用者: 「助かります。今まで薬だけだったので安心ですね」 「家にいても沈みがちで診察できるならうれしいです」 ただ、現在も広い範囲で断水や停電が続いています。息の長い支援が求められています。
長野放送