産業・文化でDX推進、岐阜県庁でフォーラム 識者が講演、進展後の世界を展望
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進展した後の世界を展望する「清流の国ぎふDX推進フォーラム」が14日、岐阜県庁で開かれ、参加者約400人が産業と文化の両面から県内のDX推進を考えた。 産業分野については、日本ディープラーニング協会理事で、DX化の本質を解説した書籍「DXの思考法」の著者、西山圭太さんが講演。西山さんは、製造業や病院の事例を題材に取り上げ「職場で不合理やおかしさを感じることがDXのスタートライン。全然違う業種でもITツールは応用することができる」と説明した。 文化分野では、大垣市の情報科学芸術大学院大学(IAMAS)出身で、アーティストらの映像演出を手がける真鍋大度さんが「生成AI時代の芸術」をテーマに講演した。 フォーラムは県と県DX推進協議会が主催し、「清流の国ぎふ」文化祭2024に合わせて開催した。 (稲葉亮)
岐阜新聞社