【オーストラリア】ジャパンエキスポ開催、日本食の魅力を発信
オーストラリア全土に向けて日本の文化や食を包括的に発信する展示販売会「ジャパンエキスポ(JAPAN EXPO)」が12月14日、シドニー市内中心部のタウンホールで開催された。50以上のブースが並び、約3,000人が来場した。【NNAオーストラリア編集部】 長野県のブースでは、郷土食「信州そば」が提供された。試食した女性は「暑い日にぴったりのさっぱりとした味だ」と話し、添えられたワサビも子どもと一緒に完食していた。 ブースの担当者は、ラーメンとの差別化を図るため、そばを「ヘルシーな麺類」として訴求していると話した。オーストラリアでは野菜と組み合わせた「サラダそば」として提供することも多いそうだ。 キッコーマンのブースでは、人気の照り焼きソースに加え、焼き鳥ソースを使った焼き鳥やつくねが提供された。キッコーマン・オーストラリアの四方新太郎社長は、NNAオーストラリアに対し「長年しょうゆをメインに販売してきたが、ここ数年は、1本で味付けができる使い勝手の良いソースの種類を増やしてきた」と話した。来場者は、多様な商品を手に取りながら、商品の魅力などを担当者に尋ねていた。 5周年を迎える来年のJAPAN EXPOは、10月25日の開催を予定している。