6畳と12畳の部屋で「エアコン」を使用したら電気代の"差"はどうなる?
※筆者作成 ※1日あたりの電気代は「朝と夜にそれぞれ3時間ずつエアコンを使用するケース」で計算しています。 6畳用の場合、1日あたりの電気代は、最小時で約18円、標準時で約78円、最大時で約174円です。 【12畳用の場合】 表2では、冷房時の消費電力を825ワット(110ワット~1250ワット)で計算します。 表2
※筆者作成 12畳用の場合、1日あたりの電気代は、最小時で約18円、標準時で約156円、最大時で約234円です。6畳用と12畳用の差は、最小時は変化なく、標準時で約78円、最大時で60円の差になります。 ■暖房の場合 一般的に、冷房に比べて暖房の方が消費電力は大きくなります。これは、暖房の方が冷房のときよりも室内温度と設定温度との差があるためです。 【6畳用の場合】 表3では、暖房時の消費電力は、440ワット(105ワット~1930ワット)で計算します。 表3
※筆者作成 6畳用の場合、1日あたりの電気代は、最小時で約18円、標準時で約84円、最大時で約360円です。 【12畳用の場合】 表4では、冷房時の消費電力を915ワット(105ワット~1980ワット)で計算します。 表4
※筆者作成 12畳用の場合、1日あたりの電気代は、最小時で約18円、標準時で約168円、最大時で約366円です。6畳用と12畳用の差は、最小時は変化なく、標準時で約84円、最大時で約6円の差になります。
6畳用と12畳用の電気代(標準時)の差は、冷房で74円、暖房で84円
エアコンは、家庭で使用する家電の中でも消費電力が大きく、とくに夏場の昼間や、冬の寒い時期にはその傾向が顕著になるといえるでしょう。 朝と夜に3時間ずつエアコンを使用すると仮定し、6畳用と12畳用の消費電力を比較したところ、暖房の方がわずかに差が出ました。暖房時の方が、室温と設定温度の差が大きく電力を消費すること、また部屋が広いため室温が上がるまでに時間を要することが原因です。 電気代を節約したいのであれば、冷房時にも暖房時にも、電力を無駄に消費しないようにする必要があります。エアコンの場合は、エネルギー効率を下げないよう、フィルターがほこりで埋まっていないかこまめにチェックし、目づまりを起こさないように注意しましょう。 出典 全国地球温暖化防止活動支援センター 家庭における消費電力量の内訳 経済産業省 資源エネルギー庁 夏季の省エネメニュー 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 ・よくある質問 Q&A Qカタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部