1年目から”駆け抜ける”DeNAドラフト6位・坂口翔颯「どんな形でも貢献したい」日本一になったチームから刺激受ける
DeNAからドラフト6位指名された国学院大の最速153キロ右腕、坂口翔颯(かすが)投手が11日、横浜市内の国学院大たまプラーザキャンパスで球団担当スカウトから指名あいさつを受けた。同投手は最速153キロの速球や両コーナーに投げ分ける多彩な変化球を武器に東都リーグで活躍。1年秋には最優秀投手に輝いている。 指名後は、日本一になったDeNAの快進撃をテレビ観戦し「個の強さを感じた」と刺激を受けた。同じ東都リーグ出身で昨年ドラフト5位で中大から入団、今季4勝をあげた石田裕とはドラフト前から連絡を取り合っている。「どんな形でもいいからチームに貢献したい」と同じように1年目からの活躍を誓う。珍しい翔颯(かすが)の名前は、「さっそうと駆け抜けろ」という思いを込めて名付けられたという。 担当の木塚スカウトは「(坂口と)同じ報徳学園出身の清水直行のイメージがかぶる。気持ちが強くチームを背負って投げる投手」とロッテ、横浜(現DeNA)で活躍した右腕の名を出し即戦力として期待した。
中日スポーツ