デビュー5周年を迎えたFANTASTICS

改めてメンバーの存在って？ ――それぞれにとって、メンバーはどういう存在ですか？ 世界：メンバーはメンバー以外の何者でもない……！ 佐藤＆澤本：あはは（笑）。 佐藤：ちょっと！　なんか悲しい……。 世界：だって友達でもないし、家族でもないし。 澤本：僕も同じ……。 佐藤：2人とも待ってくれよ!!（笑） 世界：よく言うじゃない、「家族です」「兄弟です」って。でも、逆にそれだと言えないこともあるし。自分たちがあくまで楽しくいられればいいってことであればその答えでもいいんだけど、仕事だからやっぱりメンバーはメンバー。 澤本：うん、そうですね（笑）。 ――佐藤さんにとっては……？ 佐藤：家族です！ 世界＆澤本：あはは（笑）。 佐藤：たとえばドラマや映画の現場に行くと、俳優さんって孤独だなと思うんですよ。撮影中の数ヶ月間は楽しそうだけど、終わったら独りぼっちで。でも僕らの場合は終わっても帰れる場所があるんですよね。だから、いつでも気持ちが楽でいられるというか。ファンタという温かい家があるからこそ、安心してしょっちゅう家出しちゃうんだけど（笑）。

講談社 ViVi

――主題歌を担当したTVアニメ「ヴァンパイア男子寮」にちなんで、もしも3人で同居暮らしをすることになったら？ 世界：それ、12LDKの家ですか？（笑） 佐藤：ちょっと、すごい距離置くじゃないですか！ 澤本：一人4部屋……多いな（笑）。 世界：澤夏が毎日ご飯を作ってくれるなら、一緒に住んでもいいよ。 澤本：それはもう、いくらでも作りますよ！ 世界：そういえば過去にも話しているから知っている人もいると思うけど、大樹とは2人暮らししている時期があって。その時、僕がゴミ出しの当番だったんですよ。でもしばらく家を空ける時があって、帰ると部屋の前にゴミ袋が2、3個置かれていて……（笑）。 佐藤&澤本：あはは（笑）。 世界：当時はなんとも思ってなかったけど、一人暮らししてから「あいつなんだったんだ!?」って思ったよ（笑）。なんで捨ててくれなかったの？ 佐藤：共同生活するなら、役割分担はきちんとしたほうがいいんですよ。僕の両親もどっちが何を担当するってきちっとわけていたから、それを見習って世界さんの担当であるゴミ捨てをやらなかっただけです！（笑）。

講談社 ViVi

●PROFILE 2016年、EXILEの世界と佐藤大樹を中心に結成されたダンス＆ボーカルユニット。2018年12月リリースのシングル「OVER DRIVE」でデビュー。以降、ドラマや映画、バラエティーなど多方面で注目を集めている。グループ初となるアリーナツアーのラストを飾る「INTERSTELLATIC FANTASTIC -THE FINAL-」を7月14日、15日に開催予定。また、初のミニアルバムが7/17(水)に発売。