ロッキがメキシコU-20代表戦でゴール「もう6、7カ月の間笑っていなかった」 バルセロナで過ごした昨季を振り返る
ベティスに所属するブラジルU-20代表FWヴィトール・ロッキが、メキシコU-20代表との親善試合に出場してゴールを挙げた。ロッキはこのゴールの喜びを語り、バルセロナで過ごした昨季を振り返った。イギリス紙『ミラー』が伝えている。 【動画】ベティスで真価発揮なるか 衝撃のデビュー69秒ゴール!バルサを救った“神童”ロッキの初ゴール 現在18歳のロッキは、2024年1月にアトレチコ・パラナエンセから4000万ユーロ(約62億円)という移籍金でバルセロナに加入した。ブラジルでは16歳という若さでプロデビューを果たしたロッキだが、バルセロナ加入後は公式戦16試合に出場して2ゴールという成績に終わり、このうち先発出場はわずか2試合だった。 ロッキは、今夏の移籍市場でベティスにローン移籍しており、現在はブラジルU-20代表に合流している。現地時間9月8日に行われたメキシコU-20代表との親善試合では、自身にとって約7カ月ぶりとなるゴールが生まれた。ロッキはスポーツ専門チャンネル『ESPN』を通じて喜びを語った。 「もう6カ月か7カ月の間笑っていなかった。短い時間だったけど、それを最大限活かして、チームメートやスタッフと冗談を言ったりして楽しんだ。1番大事なことだよ」 そして、ロッキはバルセロナ加入後の日々をこう振り返った。 「少し難しかった。何度かチャンスはあったけど、自分の思ったようにはいかなかった。頭の中はスッキリしている。今はベティスに集中しているし、また代表チームのユニフォームを着れる機会を与えてくれた神に感謝している」 「僕の待遇やプレーの方法も違うものになると思っていたけど、それはもう終わったことだ」 また、ロッキは16歳のころからメンタルコーチによるカウンセリングを受けていると明かした。 「いつもメンタルコーチのカウンセリングを受けている。16歳のころにいくつか障害を抱えたときから、いつも彼は僕のことを助けてくれた。今も、いくつかの障害を克服するためにカウンセリングを受けている」 「なぜ様々なことが起こっているのか、その理由を理解しようとしたけど、そのことはここでは話さない。ベティスは僕を歓迎してくれた。ベティスに所属して、プレーする機会を得られてとてもうれしいよ」
SPOTV NEWS