【レシピ】イワシのかば焼き丼 “開かれたイワシ”を見つけたら 焼いて甘辛味にしてごはんにドン!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.13 イワシのかば焼き丼
スーパーの鮮魚コーナー、開かれたイワシが定期的に売られています。ちょっと値引きになってると、よく買っちゃうんだなあ。フライにする人も多いけど、私はかば焼きにしたい派。母がよく作ってて、好物でね。 開いたイワシは酢につけておくと、小骨が柔らかくなって食べやすくなります。酢の風味はしっかり焼くと飛ぶので、酸っぱいのが苦手な人も怖がらないで。ちょっと手間はかかりますが、おいしいですよ。 味つけは照り焼きのたれ風に、酒、みりん、醤油でやるのですが、最近知った大分のメーカー、フンドーキンの「あまくておいしい醤油」が便利でした。かけるだけでほんのり照り焼き風味になるので、重宝しています。 ■材料(1人分) ・イワシ(開かれてあるもの):2匹 ・酢、片栗粉、油:適量 ・フンドーキン「あまくておいしい醤油」:適量(もしくは、酒、みりん、醤油を1:1:1強で煮詰めたもので) ・ごはん:適量 ・刻み細ネギ:お好みで ■作り方 (1) イワシはバットなどに入れて軽くひたるぐらい酢につけ、冷蔵庫で最低でも3~4時間おく。 (2) イワシに片栗粉をつける。 (3) フライパンに油を多めにひき、中火で熱してイワシを両面カリッとするぐらい焼く。 (4) (3)に「あまくておいしい醤油」をかけ、ごはんにのせ、お好みで刻み細ネギを散らす。 しかし昨日のしらいさんのウニ丼、おいしそうでしたねえ……目の毒。のりちゃん、呼んでよ~( ;∀;) おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司