【大学野球】東大主将・青学監督は同じ岡山の進学校出身 次々にリーダー生み出す「県立野球部」の部訓「二兎追う者は...」に迫る【岡山】
そう、東都大学野球の強豪・青山学院大学で、6年の間に1部リーグを4回優勝に導いている安藤寧則監督も、大安寺の出身なのです。 なぜ、進学校の大安寺から、大学野球界を率いる人材が次々に輩出されているのでしょうか?そのヒントとなる「石碑」が、校内に立てられていました。 ■石碑に刻まれていたのは「五時下校」の文字?! 岡山市北区北長瀬本町にある岡山大安寺中等教育学校。その校内の石碑に刻まれていたのは「授業第一」「五時下校」の文字です【画像(8)】。 実は大安寺野球部、「強豪」というイメージはありませんが、とは言えこれまで秋の県大会で1回優勝、また夏の県大会でも2度の準優勝という輝かしい成績を残しています。 しかし、どんなに好成績を収めようが、「補習の免除」も「下校時間」の延長もなかったといいます。 (1988年当時の校内放送【画像(9)】) 「5時までには全員、校門を出るようにしましょう」 野球部は、今も放課後の2時間の練習を、分刻みで行っています。どんなに制限があろうと、部活動も勉強もやり切る。そして、限られた時間の中で、練習も勉強も工夫を凝らし、持てる最大限の力を発揮する。 その精神は、今の部員たちにもしっかりと受け継がれていました。 ■部訓「二兎追う者は二倍努力せよ」それが “大安寺イズム” (岡山大安寺中等教育学校硬式野球部 和田泰洋主将) 「試合で出たエラーとか三振とか、そういう課題を練習の一週間の中で調整して次の試合でそれができるようになる、そういう練習をしています」 「『二兎追うものは二倍努力せよ』という部訓があって、野球もやって勉強もやり切るという、『やり切る力』っていうのがものすごくあると思うんで」 『何事もあきらめずに最後までやる』っていう『大安寺イズム』があるんじゃないかなと思います」 ■なぜ東大ナインは「大安寺イズム」藤田選手を主将に選んだのか その大安寺イズムを、東大野球部でも身をもって示している藤田選手。そんな姿を見て、東大野球部の部員たちは、去年藤田選手をキャプテンに選んだといいます。
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