西岡良仁が元ジュニア世界3位ジョウ・イーに対する1回戦を背中のケガで途中棄権 [ロレックス上海マスターズ/テニス]
西岡良仁が元ジュニア世界3位ジョウ・イーに対する1回戦を背中のケガで途中棄権 [ロレックス上海マスターズ/テニス]
ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000/中国・上海/10月2~13日/賞金総額1029万8535ドル/ハードコートの男子シングルス1回戦で西岡良仁(ミキハウス)が第1セット途中で背中のケガを理由に棄権したため、ジョウ・イー(中国)の勝利が決まった。 ~ロレックス上海マスターズで相手の途中棄権により初戦を突破した19歳のジョウ・イー選手~ 相手のサービスゲームを2度破って4-1とリードした西岡はチェンジエンドでメディカルタイムアウトを取って治療を受けたあと試合を再開し、第6ゲームをブレークされたあとのレシーブゲームで30-30となった時点でリタイアしたため32分で試合が終了した。 同大会に2年連続4度目の出場となった29歳の西岡は、ダイレクトインで初めて本戦入りした昨年の大会で1勝をマーク。第3セットのタイブレークを制して本戦白星デビューを飾った西岡は、2回戦でキャスパー・ルード(ノルウェー)に5-7 0-6で敗れていた。 両者は今回が初顔合わせ。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のジョウは2022年10月に名古屋(ITFグレード2/砂入り人工芝コート)でタイトルを獲得しており、昨年5月にジュニア世界ランク自己最高3位をマークした。 ジョウは次のラウンドで、第13シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。
テニスマガジン編集部