【全日本】第73代三冠ヘビー級王者・青柳優馬「宮原健斗と宮原を応援する奴らを、全員ぼてくりこかす」
――2014年12月デビューの青柳選手は、現在28歳。新時代のメンバーでもおかしくないと思います。 青柳:自分でもそう思っています。新時代のはずなんですけど…みんなが気休めのごとく「青柳さんも新時代ですよね?」と聞いてくるのに、誰一人として僕を入れてくれない。マスコミの印象操作の賜物ですね。 25歳の安齊勇馬と3つ違い、斉藤ブラザーズより年下なのにプロレスファンも“新時代”の枠に入れてくれない。切ないですね…。 ――それは大変失礼いたしました。最後になりますが、9月1日福岡大会で宮原健斗選手を挑戦者に迎えて三冠王座の初防衛戦が行われます。その試合に向けて意気込みをお願いします。 青柳:宮原vs青柳戦はこすりにこすった黄金カード、あとはどうブラッシュアップしていくかってところが王者としての務めかと思います。 そして宮原健斗と宮原健斗を応援する奴らを、全員ぼてくりこかしてやります(=博多弁で「ぶっ飛ばす」)。 (おわり) <プロフィール> 青柳優馬(あおやぎ ゆうま)1995年11月2日生まれ、長野県松本市出身。2014年4月に全日本プロレスに入門。約8ヶ月の練習生期間を経て、12月14日後楽園大会にて宮原健斗とのシングルマッチでデビューを果たす。2017年9月、野村直矢とのタッグでアジアタッグ王座を奪取。同年東京スポーツプロレス大賞新人賞を受賞。2022年5月、チャンピオンカーニバル初制覇。ジャンボ鶴田が打ち立てていた最年少優勝記録を26歳6か月で更新した。2023年7月、永田裕志が保持する三冠ヘビー級王座に挑戦し勝利、悲願の初戴冠。同年プロレス大賞技能賞を受賞。2024年7月、安齊勇馬を倒し2度目の三冠王座戴冠を果たした。
取材・文/大楽聡詞 編集/黒澤浩美