4回を投げた大関

　◆みやざきフェニックス・リーグ　ソフトバンク7―4日本独立リーグ野球選抜機構（13日、都城） ■来季構想外となった選手【一覧】 　左背部の筋損傷で戦列を離れ、9日の3軍戦で復帰登板を果たしたソフトバンクの大関友久投手（26）は、課題の残る投球となった。6回から2番手で登場し、4回5安打3失点。53球を投げて2四死球だった。「良かった部分もあったけど、結果も内容を見ても、投げきれていないのが現状」と冷静に語った。 　6回は三者凡退。7回は1死から安打と死球で出塁を許し、中越えの二塁打を打たれて2失点。8回にも2死一、三塁から左前打で1点を献上した。9回は変化球を有効に使って三者凡退だった。 　「最終回は、変化球のストライク率や低めに投げている感じは1軍で投げてた時と同じぐらいに戻ってきている」と手応えを口にした上で「打たれたのは、ほとんどストレート。それが低めに強く決まってくれれば、いい状態に持っていける。今はまだ、力を入れると真ん中付近に集まって、捉えられている」と話した。 　9月18日の日本ハム戦（みずほペイペイドーム）で6回が始まる前の投球練習の際、異変を訴えて緊急降板し、離脱していた。実戦復帰で1回2/3で2失点だった10月9日の3軍戦とも比較し「あの時より状態は上がっているけど、そもそも抑えられてない。まずは自分の状態を上げていきたい」と語った。（浜口妙華） 【#OTTOホークス情報】