２回、逆転を許し、高橋に声をかける梅野（撮影・飯室逸平）

　「ＪＥＲＡ　ＣＳセ・ファーストＳ・第２戦、阪神３－１０ＤｅＮＡ」（１３日、甲子園球場） 【写真】退任の岡田監督　口をとがらせ「ひっどいなあ、最後の最後に」「信じられへん」最後まで苦言止まらず 　阪神は２連敗で敗退が決まった。退任が発表されていた岡田監督にとって、まさかの大敗でラストゲームとなった。 　初回に森下のソロで先制したが、二回に先発・高橋が４失点。岡田監督は三回から捕手・梅野を交代させ、坂本にマスクをかぶらせた。 　試合後、岡田監督は梅野の交代に触れ、「普通やったら使わんけど。最後やから。昨日もそうやけど、なあ。普通やったら梅野使わん。来年のためやったら。同じことばっかり。最後まで。初球ばっかり」と、苦言が止まらなかった。二回は先頭宮崎に二塁打を打たれると、続く桑原に初球を右前打。森敬にも初球を内野安打され、無死満塁とされた。さらに戸柱には１ボールからの２球目、直球を振り抜かれて走者一掃の３点二塁打を許した。 　二回は、わずか１５球で４失点。梅野自身も責任を痛感し、「もう見ての通り、自分の責任やと。代わったということはそういうことやと思うし。自分のせいでこういうゲームになってしまった。遥人には申し訳なかった」と振り返った。 　退任する岡田監督にも言及。「いろんな監督の野球観を勉強したんで。継続していけるところは。キャッチャーとしても選手としてもそういう続けていけることはしっかりやっていきたいと思う」と語った。