阪神・岡田監督 開幕投手は「えっ、最初から決めとったよ。正月からよ」【一問一答】
「オープン戦、阪神5-6ヤクルト」(8日、甲子園球場) 1イニング4失策の守乱でオープン戦開幕7連敗となった阪神・岡田彰布監督は「すごいことが起きるなあ」と苦笑いを浮かべた。それでも開幕投手を託した青柳は「雲泥の差よ」と4回1安打無失点の快投。決めた時期について問われると「えっ、最初から決めとったよ。正月からよ」と発言し、全幅の信頼を寄せた。以下、岡田監督との一問一答。 【写真】前川、小幡、森下が…1イニング4失策、一挙6失点逆転負け 岡田監督「すごいこと起きるなあ」 ◇ ◇ -(4失策について)外野は風もあって難しさがあったか。 「難しさって言うか、浜風はいつものアレやからなあ。前川も久しぶりにライトを守ったけど。森下もセンターを守ってなかったけど。普通の当たりやけどな」 -野球の怖さを再確認した。 「野球の怖さて。まあ、そういうことやろうなあ」 -小幡の失策も珍しい。 「普通にお前、慌てることないのになあ」 -追う立場の選手のミスは寂しいか。 「まあでも、あのへんは1軍に残るような選手やからのお。ポジションはどこになるのか分からへんけどなあ、外野にしても」 -青柳は持ち味を出した。 「今日も四球出したけど荒れ球やないからな。狙ってちょっと低いとかな、そういうボールやからな。コントロールも去年とは全然違うよ」 -青柳の開幕投手はいつ決めたのか。 「えっ、最初から決めとったよ。正月からよ」 -今季に懸ける気持ちを買ってか。 「普通に考えたら青柳やろ。なんで。他に誰おる。そんな1年ぐらいぱっとお前、2桁勝っても簡単に開幕なんかいかれへんで」 -高寺は打つ方でいいものを見せた。 「そうやなあ。ええとこで打ったよなあ」 -週末は1軍に。 「置いとく。また明日もファーム行ったり入れ替えるから。もうちょい人数、こっち呼んどかなあかんかも。最後おれへんもん、誰も」 -主力の状態は上がっているか。 「今日は(変則の)石川やからなあ、分からんわ」