箱根駅伝3位の国学院大が新キャプテンのもと始動 前主将の平林清澄は東京世界陸上目指す
箱根駅伝で3位だった国学院大は4日、第102回箱根駅伝に向けて早くも始動した。出場メンバーは各自で軽く走る一方で、メンバーから外れた選手は午前6時前から16キロ走を行った。 前田康弘監督(46)は主将の平林清澄(4年)の後任として、昨年11月の全日本大学駅伝で優勝のゴールテープを切った上原琉翔(3年)が就任したことを明かした。「早速、今朝の練習から号令は上原が行っています」と明かした。 2区8位だった平林は疲労回復に努めた後、次週から沖縄・宮古島で本格的な練習を再開する。9月の東京世界陸上マラソンの日本代表有力候補に挙がっており、2月に代表選考レースに出場予定。卒業後、実業団のロジスティードに進むが、引き続き国学院大を練習拠点として前田監督の指導を受ける。「25年の東京世界陸上、28年のロス五輪に出場したい」と意欲を示す。国学院大新チームも平林も、次なる戦いに向けて走り始めた。
報知新聞社