50代のクローゼット収納。「着る服がない」お悩みを解決する3ステップ
服はあるはずなのに、なぜか着る服が見つからない…そんな洋服の収納に困っていませんか? とくに洋服が大好きという人はなかなか買い物欲をおさえられず、収納に悩んでいることが多いようです。今回は、ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんが、収納を改善させつつ買い物欲を減らすための3ステップを紹介します。 【After写真】服がすぐ見つかるクローゼット
洋服収納で多い悩みは「着る服がない」こと
片づけの仕事上よく聞く、洋服が大好きな人の収納お悩みが以下の3つ。 ・クローゼットがグチャグチャで服を探すのに時間がかかる ・収納をスッキリさせたいけれど捨てられない ・着る服がない。新しい服を買ってまた増やしてしまう 服はたくさんあるのに「着る服がない」とはどういうことでしょう。
「着る服がない」って本当?その原因は?
クローゼットを見せていただくと、十分すぎるほど服はあるのです。ということは、お悩みの原因は「着る服がない」のではなく、かわいいとかすてきとか、着たいと思えるコーディネートをつくれないこと。なぜなら、クローゼットが片づいていないせいで、服を見つけづらい状態だからなんです。 たとえば、こんなクローゼット。 ・ハンガーがけの服がギュウギュウ ・すき間というすき間に服が投げ込まれている ・引き出しの中も、種類に関係なく服が押し込まれている これではどこなにがあるのかわからなくて当然。だから思うように服が見つけられず、「着る服がない!」となるのです。
「着る服がない」を改善する3ステップ
次の3ステップを踏むと、服の枚数を減らせて、「どんな服を」「どれくらい」持っているかわかるようになります。
●ステップ1:出していく
まず収納の中の服を出していきます。そのときに「存在を忘れていた服」は手放しましょう。本当に必要で気に入った服なら、行方不明になっていたとしても存在を忘れることはなかったはずです。
●ステップ2:アイテム別に分ける
アイテム別に分けていくと、ずっと着ていない服があることに気づく場合があります。着ていない服には、着心地が悪い、サイズが合わない、お手入れが面倒など、必ず「着たくない理由」があります。思いきって手放しましょう。