WHITE SCORPION、 1stミニ・アルバム『Caution』からリード楽曲「動く唇」のMV公開
約半年間のオーディションを経て結成された秋元康プロデュースの11人組アイドル・グループ“WHITE SCORPION”が、9月11日(水)発売の1stミニ・アルバム『Caution』より、リード曲「動く唇」を9月4日に先行配信をスタート。あわせて、ミュージック・ビデオを公開しています。 前作「Satisfaction graffiti」に続きMVのメガフォンをとったのは新宮良平監督。MVは抽象的な空間に佇む亀裂の入った巨大な黒い壁をバックに暗転から徐々に浮かび上がる11名のメンバーのラインナップからスタートします。 さながら舞台劇のような世界のその壁が落とす影の中で、それぞれメンバーたちは壁に向き合いながらパフォーマンスを繰り広げます。壁は心の境界線であり、一歩踏み出す勇気がない少女たちの巨大な障害となって相手と自分を隔てるものとしてMV全体のモチーフとなっています。壁が作る影の中で自問自答するメンバーたちの鋭い“眼差し”が印象的な重厚な作品に仕上がっています。 「動く唇」は、“想いを声に出して伝えなければ、何も始まらない”というメッセージが象徴的で、デビュー・デジタル・シングル「眼差しSniper」へのアンサー・ソングと読みとれたりもします。2つの楽曲を連作と位置づければ、世界線が地続きとなって点と点がつながり、物語性はより深みを増していきます。 実際、ライヴで「動く唇」が披露される際には、“揺れる眼差し”と歌う箇所で「眼差しSniper」の特徴的な振付“スナイパーポーズ”が取り入れられており、グループ初期の集大成と呼ぶにふさわしい楽曲に仕上がっています。 「動く唇」も収録される自身初のミニ・アルバム『Caution』のリリースを控え、その直前9月8日(日)に初開催されるワンマン・ライヴのチケットはソールド・アウト、本格的にWHITE SCORPIONの甘い猛毒の虜となる犠牲者が続出しそうな予感が止まりません。 [コメント] WHITE SCORPIONメンバー 一人一人個性や良さが詰まったMVになっています。今までのMVと比べて今回は一人一人の表情が見えるカットが多いです。各々の個性、表現が際立っていると感じましたし、歌唱の振り付けにプラスしてMV用につけて頂いた振りもあって、メンバー全員息を切らして全力でぶつかったダンスシーンとリップシーンの畳み掛けにぜひ注目して見ていただきたいです。 ――ACE WHITE SCORPIONらしさとは何か?を考えながらMVを作りました。 まったく汚れのない素直さの中にある溢れんばかりの情熱、一瞬しかない青春を彼女たちなりに表現できた舞台性の強い作品になったと思います。 全員が横並びという難しいダンスに挑戦したメンバーたち。 ハードルがあるたびに、みんなで乗り越えられる強い団結力はWHITE SCORPIONの武器だと思います。 ――新宮良平監督