美しき格闘家・杉山しずか、衝撃のボディコンテストデビュー【プレイバック2024】
健康的な肉体美を競うBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)の戦いが、2024年も熱い盛り上がりを見せた。その中でも今年、大きな衝撃を残したのが、格闘家・杉山しずかの参戦だろう。 【フォト】杉山しずかの格闘美ボディ
パンクラス女子フライ級チャンピオンである杉山。美女格闘家としても人気の彼女がボディコンテスト出場を決めたのは、かねてから親交のあった愛川ゆず季(元グラビアアイドル、プロレスラー)のBBJでの活躍がきっかけだった。 現役を引退した愛川が、結婚・出産を経てBBJに挑戦。努力の末に日本大会でグランプリに輝いた姿は、杉山に感動を与えた。「私は格闘技でチャンピオンを目指してやってきて、今はそれを達成することができたので、次の挑戦としてゆず季ちゃんみたいに輝きたいというか、がんばりたいと思って追いかけたところです」と思いを語っている。
コンテスト出場を決めた杉山は、闘うための体ではなく、ステージで魅せる体をつくるためのボディメイクに着手。お尻や肩のトレーニングに注力し、メリハリのあるボディラインをつくるとともに、ポージング練習にも力を入れた。 そうした積み上げが結実し、デビュー戦となった首都圏大会(10月20日)ではマッスルモデル&フィットネスモデル部門(M&F部門)で年齢の垣根を越えた総合グランプリを獲得。年間の集大成である「日本大会」(11月24日)の切符をつかむと、全国の舞台でも美ボディを披露した。 日本大会のM&F部門レディースクラス(35歳~49歳)には、総合グランプリ2連覇中の女王・河本眞希が参戦しており激戦に。決勝審査の一騎打ちで河本を下すと、勢いそのままに総合グランプリ決定戦も制して日本一の称号をつかんだ。
大会後には「終わってしまったのが残念なくらいがんばったなというか、全力を尽くさないとやる意味がないと自分に言い聞かせて、試合と同じくらい集中しました。ゆず季ちゃんがいろいろと道を見つけてくれて、そのおかげだなって思ってます」と率直な胸中を語った。 2025年はパンクラスの防衛戦を控えているためコンテストは小休止となるが、ふたたびステージを見られる日を楽しみに待ちたい。
文・写真/森本雄大 写真提供/杉山しずか