【偏差値アップ】確実に偏差値と成績を狙う!我が子にあった塾選び
個別と集団の選択は体験授業で判断する
親世代が学生の頃は塾と言えば集団形式のいわゆる「クラス指導」を意味していました。 ところが2000年代半ば頃から個別指導塾が広まり、今では塾選びをする際も先ずは「個別形式か集団形式か」と考えることから始めるのも珍しくありません。 両者の違いははっきりしています、子どもの性格を踏まえて選択する親が多いと思います。 しかし、塾の雰囲気や「個別が合うと思っていたけど違う」「クラス指導で切磋琢磨しながら学力を伸ばすつもりだけどベースが合わず通塾がストレスになっている」と当初の予想とは違う結果になることもあります。 こうしたミスマッチを防ぐには、可能な限り無料体験の授業や季節講習会に参加して「子どもに合うかどうか」を体験して判断するようにしてください。 子どもにとっては初めてのことばかりですし、「自分はこっちが合う」と思い込んでいても授業を受けてみて「なんだか違う」と感じることも必要です。 また、自習室の雰囲気を事前に確認することも大切です。自習室完備は魅力的ですが、使用している生徒が雑談しやすいタイプだと集中して勉強することもできません。 塾のホームページや広告チラシだけでは判断するのも難しいため、積極的に体験授業を利用して「この塾なら大丈夫か」を確認してください。入ってから「しまった!」と思っても退会をし、塾選びが振り出しに戻らないようにしてください。
大手塾と地元塾の違いを把握する
塾には大まかに全国展開している大手塾と、地元密着型の塾の2つのタイプがあります。 大手塾は校の責任者や先生の移動もありますが、地方にいながら大都市圏の子どもと同じカリキュラムで勉強できるメリットがあります。 一方の地元塾は地元に、根付いた個人塾も含み、「あの中学でこの偏差値なら○○高校にチャレンジできる」と地域の教育事情に精通しています。大手塾がないようなエリアにも教室があるなど塾選びをしている親にとって地元塾は通いやすいのが魅力の一つです。 そして、雰囲気の違いもあります。 大手塾は教育熱の高いエリアに校舎を出しているため自ずと遠方から進学校を目指す生徒が集まります。学校以外の同級生と刺激し合い、切磋琢磨するのが合っている子は勉学に励、偏差値や成績が伸びやすくなります。 地元塾は周辺の学校の子ども達が集まるため顔見知りが多い環境で勉強します。学校の友達と一緒に勉強するのが好きな子にはいいですが、学校の延長となり人間関係がそのまま持ち込まれてしまいます。 通塾時間や送迎など利点も多いですが、メリハリをつける難しさもあるため、子どもの性格を踏まえて「大手塾と地元塾のどちらの方が子どもの学力を伸ばせそうか」を必ず考えましょう。