「そうすべきでない」大谷翔平、打者専念の声に猛反論が!? 海外メディア「ドジャースが7億ドル与えたのは…」
今季の大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)は指名打者(DH)に専念し、打撃面で好パフォーマンスを発揮している。そんな中、米メディア『フォックス・スポーツ』が「大谷は打撃だけに集中すべきか?」というテーマで議論し、投球を諦めるべきではないとの結論を出した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 投打二刀流で知られる大谷だが、昨季途中に右肘の靱帯を負傷したことで、今季は投手としてプレーしていない。手術後はリハビリを続け、現在は投球練習ができる状態まで回復した。2025シーズンの投手復帰が予想されているが、最近の打撃面の活躍により、打撃だけに集中すべきとの見方も増えている。 それを踏まえ、同メディアは「今後数日、数週間、数ヶ月にわたって、このような話がかなり長く続く可能性がある。結局のところ、今や大谷は野球界最高の打者だ。DH専念にもかかわらず、ナ・リーグのfWARでトップに立っているのは驚くべきことだ。もちろん、投球する必要がないことで、自身の最高の攻撃力を発揮できるという点では、ある程度の正当性があるかもしれない。では、今後は投球を諦めるべきなのだろうか?」との疑問を投げかけた。 それに対し「いいえ、そうすべきではない」と反対の姿勢を示している。理由としては「もし私たちが、球界最高の打者でありながら投手としても通用するというレベルの選手について話しているのであれば、この話は成り立つだろう。しかし、ドジャースが大谷に7億ドルもの契約を与えたのは、彼が調子の良い時にその両方を並外れたレベルで上手く使いこなす能力があるからだ。どんなシーズンでも、彼は昨年のようにMLB最高の打者にも、2年前にア・リーグのサイ・ヤング賞投票で4位になりかけたように最高の投手にもなれる可能性を持っている」と説明した。
ベースボールチャンネル編集部