“勝った側”マンC指揮官ペップ、マドリーのボイコットに言及。ハーランド落選の過去を例に「彼はレオを祝福した」
「前回はアーリングが獲るべきだったか?そうだね。でも…」
“勝った側”であるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリーのボイコットについて語った。 【画像】世界最高選手の称号!歴代バロンドール受賞者を振り返る 2024年バロンドールの授賞式が現地時間10月28日にパリで開催され、ロドリ(シティ)が初受賞した。一方、最有力候補と見られていたヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)は2位に終わったなか、マドリーの選手たちとカルロ・アンチェロッティ監督は、授賞式に姿を見せなかった。 選考に納得できず、抗議の意を示したのだ。同クラブはAFP通信を通じて、次のようなコメントを出している。 「賞の基準がヴィニシウスを受賞者にしないのであれば、カルバハルを受賞者にすべきだ。そうでなかったということは、バロンドールやUEFAがレアル・マドリーをリスペクトしていないことは明らかだ。レアル・マドリーは、リスペクトされないところには行かない」 英紙『Mirror』などによれば、グアルディオラ監督は30日のトッテナム戦(カラバオカップ4回戦)を前に、この前代未聞の騒動に言及。まず「彼らが行きたいのであれば、それは構わないし、行きたくないのであれば、それも構わない。私たちシティは、他のクラブの行動をどうこう言うつもりはない」と伝えた。 そのうえで、自軍の絶対エースが受賞を逃し、リオネル・メッシが最多受賞記録を8回に伸ばした前回を振り返り、こうも語った。 「アーリング(・ハーランド)は3冠を達成し、50ゴール以上を決めた。私は彼に『そこにいるだけで本当に幸せで、満足しなければならない』と伝えんだ。彼はその場にいて、レオを祝福した。前回はアーリングが獲るべきだったか?そうだね。でもそれは重要じゃない」 また、ついに世界最高のフットボーラーの称号を手にしたロドリに対しては、心からの祝福と労いの言葉を寄せた。 「なんと言えばいいのか。まず、彼と彼の家族、大切な友人たちにおめでとうと言いたい。彼にとっても、我々シティ全員にとっても、ファンにとっても、信じられないようなニュースだ。とても誇りに思う。(シティの)1人の選手がこの名誉ある賞を手にするなんて、数年前には想像もできなかっただろう。彼と分かち合い、その一員になれてとても嬉しいよ」 グアルディオラ監督は、あくまで冷静に結果を受け止めているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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