【タイ】コンチネンタル、タイで600億円の追加投資
タイ投資委員会(BOI)は9日、独タイヤ大手メーカーのコンチネンタルのタイ現地法人、コンチネンタル・タイヤ(タイランド)の東部ラヨーン県にあるタイヤ工場への追加投資を承認したと発表した。投資額は134億バーツ(約600億円)で、生産能力を約1.6倍に高める。 BOIによると、今回の追加投資で、同工場の高品質のラジアルタイヤの年産能力は480万個から780万個に増える。雇用も600人増えて、計1,500人となる見通し。ナリット長官は声明で、コンチネンタルの追加投資について「タイの自動車生産ハブ(拠点)としての立場を確固たるものにするだろう」と述べた。 BOIによると、タイは世界で2番目のタイヤ生産国。2020年以降、タイヤメーカーは計41の投資案件を申請しており、金額は1,120億バーツを超えるという。