「夜中にあしがつる」理由と予防する方法とは?普段の生活に問題があるかも!?
「夜中に足がつる」場合の対処法と予防法
脚のけいれんから解放されるためには、ジョーンズ医学博士は、 水、ココナッツウォーター、または電解質飲料を飲むように勧めている。さらにイエローマスタードやピクルスジュースは、酢酸やナトリウム、カリウムが含まれているため脚の筋肉の収縮を抑えるのに役立つという。 パーディー博士によると、やさしいストレッチや軽いマッサージは、筋肉の収縮を緩め、足のつりを解消してくれるそう。足がつった箇所を温めたり、温かいお風呂に浸かったりすることで、多少の不快感を和らげることもできるとか。それから、脚の動きを制限したり、足の位置を固定させるようなタイトな寝具(重いブランケットなど)の使用を避けることも大切。 マグネシウムのサプリメントは、足がつるのを予防したり、症状を和らげる効果があるけれど、現在服用中の薬との有害な相互作用を避けるためにも、必ず医師に相談したうえで、服用するかどうかを決めるのがベスト。1日に必要なマグネシウムの量は年齢や性別、体型によって一人ひとりが異なるけれど、チェン医学博士いわく、ほとんどの人は1日に約200~400mgのマグネシウムを摂る必要がある。また、どんなに体にいいものであれ、過剰に摂取しては危険であることを心に留めておくべき。マグネシウムを自己判断で摂取する前に、必ずヘルスケアの専門家に相談すること。 最後は、ベストを尽くして、日中に定期的に運動するように心がけること。運動は血行をよくし、脚の筋肉を良好な状態に鍛えられるため、夜間の筋肉の疲労やけいれんを減らすことができる。
病院に行くべきケースは?
足のつりは、通常であればそこまで心配する必要はないけれど、それが頻繁に起きていたり、けいれんがひどくなったり、日常生活や睡眠に支障をきたし始めた場合には、チェン医学博士いわく、医師の診察を受ける必要がある。 足のつりに加えて、脚全体に焼けるような感覚(灼熱感)やしびれ、皮膚の変色、足の冷え、むくみなどの症状が現れている場合も、医師の診断を受けること。医師は根本的な原因を特定して、あなたに相応しい治療を提供してくれるから。 ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。